顧問弁護士の役割とメリット

このページでは顧問弁護士の役割とメリットについてご紹介いたします。

顧問弁護士の役割

顧問弁護士と聞くと、料金が高い、敷居が高い、使いづらい、弁護士に怒られるのではないか、という印象を持たれるかもしれません。しかし、法人、個人事業主にとって、事業を遂行する上で法務面の課題をクリアすることは必須であり、そのためには、顧問弁護士を採用してアウトソーシングすることが最適解となります。

経営者にとって身近な士業というと税理士の先生がいらっしゃるので、税理士の先生に相談して対処してきたという経営者もいらっしゃるかと思います。しかし、税理士の先生はあくまで税務の専門家ですので、法律のことを相談されても・・・となってしまうかもしれません。

また、契約書を作成するにあたって、インターネット上にある契約書の雛型を使用している場合もあるかと思います。しかし、契約書は、事案に応じた内容を盛り込む必要があり、雛型だけでは不十分です。また、雛型が正しいという保証もありません。

さらに、売掛金の回収のために通知書を作成しようとしたとしても、どのように書けば良いのか分からない、かえって揚げ足を取られるような書面になってしまわないか、といった悩みもあるでしょう。

法律の諸問題に対処するため、法務担当社員を置くことも考えらえますが、社員の育成には時間がかかります。まして法務部を構築するとなると莫大なコストがかかります。

さらに、法律は知識だけあれば良いというわけではなく、事案の妥当な解決をするためにどのような戦略を取ったら良いか、解決までの見通しを立てて対処する能力が必要になってきます。リーガルマインド、バランス感覚は一朝一夕に養えるものではありません。

そこで、そのようなリスク・コストを回避しつつ、手軽に法務のバックアップを得るために顧問弁護士の役割があります。顧問契約を締結していただければ、その日から弁護士の強力なバックアップを受けられますので、経営者は安心して本業に取り組むことができるでしょう。

問題が起きてから弁護士に相談しようとしても、弁護士を探す時間、相談日までの時間、受任までの時間をロスしてしまうことになり、スピードが命のビジネスにおいて致命傷にもなりかねません。

また、弁護士業務はある程度継続して行われるものであり、物を売る、買う、といった1回きりの業務ではありません。したがって、お客様と弁護士との相性、信頼関係が重要となりますが、慌てて相性の良くない弁護士に依頼してしまい、後でこんなはずではなかったと後悔したという話もよく聞きます。

ですので、普段から顧問弁護士と良いコミュニケーションを取っておくことは、いつ起きるか分からない問題への備えとして大切な事柄といえます。経営者は相談相手がおらず孤独に立たされる場面も少なからずありますが、そうしたときに、顧問弁護士に相談することにより精神的な負担も軽減されるメリットもあるでしょう。

さらに、顧問弁護士がいることをお客様のウェブサイトに掲載することにより、信用ある法人、個人事業主であるとアピールすることができます。また、取引相手からも、顧問弁護士がいるので、うかつなことはできないという牽制にもなります。

顧問弁護士のメリット

以上をまとめますと、顧問弁護士を採用することにより、以下のメリットがあります。

  • 法務面のコスト削減
  • 経営リスク削減
  • 本業への注力が可能
  • 精神的な負担の軽減
  • 信用面の向上

弊所では、法人、個人事業主の皆様にとって使いやすいリーガルサービスを提供するため、割安な顧問料のプランをご用意しております。顧問弁護士をぜひ活用してみてください。

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