弁護士紹介

このページではプロフィールをご紹介したいと思います。

弁護士 小野 貴朗(おの たかお)

昭和51年埼玉県生まれ。

子どもの頃は、学校から帰ってくると野球やドッジボールをしたり、ファミコンやミニ四駆で遊んだりと、至って普通の少年でした。

ガンダムやドラゴンボールをリアルタイムで観て育った世代です。

今の仕事をするきっかけ

高校生のとき、将来何の仕事に就こうかと図書館で「〇〇になるには」(様々な仕事を紹介する職業ガイドの本)という本を色々見ていて、たまたま「裁判官・検察官・弁護士になるには」という本を読んだのが、法曹界を目指すようになったきっかけです。

法曹三者になるには合格率数%の司法試験に合格しなければならず、大変難しいということが書いてあったような記憶がありますが、「巨悪は眠らせない」「社会正義の実現のために貢献する」という理念に何となく共感を覚えた記憶があります。それまでは漠然と経済学部志望でしたが、法律の勉強をしてみようと思うようになりました。それから一念発起して受験勉強に打ち込み、一橋大学法学部に現役合格しました。

大学時代は刑事訴訟法のゼミに入って志を同じくする仲間と勉強を共にしました。その過程の中で、困っている人に寄り添い社会の役に立てる弁護士になることを決意し、旧司法試験に合格しました。

弁護士になってから

弁護士になり、東京都内の企業法務系の法律事務所に就職しました。所長弁護士は重鎮の先生で、毎日厳しく鍛えられました。このときに教えられた弁護士としての基本が今でも仕事をする上で生きております。

その後、友人の紹介で事務所を移籍し、パートナー弁護士として、企業法務、不動産、債権回収、相続、遺産分割、交通事故、離婚、借金問題など多種多様な案件に携わりました。

弁護士業務をしていて感じたことは、訴訟を起こされて第一審で敗訴し、控訴審になってから初めて弁護士に相談したという方や、何年、時には何十年も前の案件を相談に来られたりする方が案外多いことでした。

そのたびに、もっと早く弁護士に相談していれば結果が変わっていただろうに、と思うことが多々ありました。日本の裁判は三審制とはいっても、第一審で出た判断を上級審で覆すのは容易ではありません。

また、何年も経ってしまうと時効の問題が生じますし、証拠が散逸して立証が困難となることもあります。弁護士は魔法使いではありませんので、そのような事態になってから相談に来られてもお役に立てないということになってしまいます。

法律問題も病気と同じく「早期発見、早期治療」が大切ですが、まだまだ世間では弁護士の敷居が高いということに気づきました。そこで、リーガルサービスをより社会に広めるべく、弁護士9年目の平成27年に独立し、東京都千代田区の水道橋に法律事務所を開設しました。

現在は、法律問題で悩みを抱えている方の精神的な負担を軽減し安心感・満足感を与えられるように、日々精力的に各種案件に取り組んでいます。

クライアントからは、相談して不安な気持ちが取れた、明瞭な説明を聞くことができた、解決まで時間がかかったが先生についてきて良かった、といったお言葉をいただいており、クライアントからの感謝の言葉が仕事をする上での原動力になっています。

また、債権回収の分野では、勝訴判決を勝ち取った裁判例が専門雑誌に掲載されたりもしており(東京地裁平成31年3月5日判決。金融法務事情2130号81頁)、クライアントのために成果を出すよう日々努めております。

趣味は、ゴルフ、美術・映画鑑賞、旅行、囲碁です。

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